またまたJavaScriptベンチ - Windows版Safariはオワコン

というわけで,こちらでは前回に引き続きブラウザ(JavaScript)ベンチです。
環境は以下の通り
CPU:Intel Core i5-2320(3GHz)
M/B:ASUSTeK P8Z68-M PRO
メモリ:DDR3-1333 8GB(2GB×4)
GPUGeForce GTX 550Ti
OS:Windows 7 Ultimate x64

まずはSunSpiderの結果グラフから・・・

ということで,SafariWindows版)はアップルによる更新およびサポートが終了っぽく,セキュリティFixもなされることが期待できないため使用は控えるというか使ってはいけません。
@‍XSS (一部のブラウザのlocation.hrefがXSSを引き起こしやすいことに関する注意喚起)
一部のブラウザのlocation.hrefは、XSSなどのセキュリティ問題を引き起こしやすい値を返します。この挙動により、location.hrefが自分と同じドメインのURLを返すことを前提に書いているコードは全て、正しく動かなくなる恐れがあります。
というわけなのですが,まあこれだけとは限らずに今後もMac版が更新されていけば,更新されないままのWindows版には問題が露見する可能性も高いわけです。実際,WebKit Nightlyでは同現象は起きない模様です。

お次はV8 Benchの結果です。(こちらは,結果がポイントになっていますので高い方が良い結果となっています。)


比較しやすいようにGoogle Chromeを1とした場合のグラフがこちらです。

IE9が最も遅く,それに続いてWebKitOperaが0.2~0.4倍のスコア群を形成しています。
そして,Firefoxは32bit版については0.6倍のラインを越えており,64bit版の3ビルドは0.5倍強となっています。
Firefox群の中ではFirefox 17が最速な結果ですが,同Nightlyのfbuildcom氏私的ビルドFirefox 14に迫る好結果を出しています!